メイン画像
メイン画像

関東地方は、この先も大気の不安定な状態が続くでしょう。日差しの出る日も、にわか雨や雷雨の可能性があります。天気の急な変化にご注意ください。週明けは厳しい暑さが戻り、内陸を中心に最高気温は35度前後まで上がる所もありそうです。熱中症など健康管理に引き続き、ご注意ください。

明日7日(木) 七夕の夜は おりひめとひこぼしは会える?

画像A
画像A

明日7日(木)も湿った空気の影響で、雲の多い天気が続くでしょう。北東からの湿った風も吹いて、弱い雨が降る所もありそうです。お出かけには雨具があると安心です。

最高気温は、今日6日(水)と同じくらいで、30℃以上の真夏日になる所が多いでしょう。湿度が高く、蒸し暑さが続きそうです。室内ではエアコンを適切に使って、湿度の調節もしましょう。

明日7日(木)は、新暦の「七夕」です。明日は夜になると晴れてくる所もありそうです。
七夕の夜、空を見上げてみましょう。午後9時過ぎ、東の空にはいくつか星が見つかります。とくに明るい2つの星が「おりひめ星(織姫星、織女星)」と「ひこ星(彦星、牽牛星)」です。北よりにあって、先に昇ってきて高いところに見える明るい方の星がおりひめ星です。今年は、おりひめとひこぼしが会えるかもしれません。

あさって8日(金)以降 大気の不安定な状態が続く

画像B
画像B

あさって8日(金)以降も、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。
9日(土)の夜から10日(日)は関東の東を低気圧が北上するため、雨の降る所があるでしょう。週明けは低気圧が北海道付近へ進む予想です。低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。関東地方は晴れ間も出て、気温が上がりそうです。ただ、気温の上がる午後は大気の状態が不安定になって、あちらこちらで、にわか雨や雷雨がありそうです。

来週は厳しい暑さが戻り、谷や前橋など内陸部では最高気温が35度前後まで上がるでしょう。湿度も高く、不快な暑さになりそうです。
気温も湿度も高いと熱中症にかかるリスクが高まります。ノドが乾く前に水分をとる習慣をつけましょう。また、疲れたときは無理をせず、休憩をすることも大切です。寝苦しい夜も続いていますので、室内では昼夜問わず、エアコンを適切に使うなど、夜間の熱中症にもご注意ください。

熱中症の応急処置のポイント

画像C
画像C

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。