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台風4号は、6日~7日頃に北陸地方に最接近する見込みです。沿岸部を中心に北よりの風がやや強まり、山間部を中心に雨脚の強まる所がありそうです。最新情報を入手して早めの対策をして下さい。

令和4年初の上陸台風となる可能性 北陸への影響は

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台風4号は、4日(月)にかけて東シナ海を北上し、5日(火)には九州にかなり接近・上陸するおそれがあります。その後は東よりに進路を変え、北陸地方には6日(水)~7日(木)頃に最接近する見込みです。

台風が予報円の中心線を進む場合には、5日(火)の午後は、福井・石川・富山など北陸西部の沿岸部の地域から北よりの風が次第にやや強まるでしょう。北から北東方向に開いた湾を中心に高波や高潮に注意が必要となりそうです。

また、7日(木)頃にかけて、非常に湿った空気の流れ込みが続き、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風には十分注意が必要です。

5日(火)から6日(水)にかけては、山間部を中心に雨脚の強まる所があるでしょう。局地的には激しい雨となる可能性もあり、雨の降り方には十分注意して下さい。

台風の進路は、上空の太平洋高気圧が南へ後退するのに伴い、次第に南よりに変わる傾向ですが、予報円はまだ大きくなっています。また、台風の速度は遅く、影響が長引く可能性があります。最新の進路予報や天気予報を確認して十分な対策をとるようにして下さい。

このあとは戻り梅雨の傾向 気温はややトーンダウンするも 蒸し暑さが続く

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この時期は本来であれば梅雨の最盛期にあたります。このあと7月の中旬頃にかけて、日差しの届く日はありますが、曇りや雨の降る日が多く天気はすっきりしないでしょう。戻り梅雨の傾向となりそうです。

最高気温は35度以上の猛暑日が続くような極端な暑さはしばらくなさそうですが、北陸地方には湿った空気が流れ込んで、蒸し暑い日が続くでしょう。湿度が高いと汗をかきにくく、身体の中に熱がこもりやすくなりがちです。引き続き熱中症には十分注意しましょう。エアコンを適切に使用するとともに、涼をとる工夫も各自で行い、この夏を乗り切りましょう。

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