メイン画像
メイン画像

台風4号は2日(土)夜に沖縄本島地方や奄美地方に最接近する予想です。沖縄や奄美は3日(日)にかけて雨や風が強く、荒れた天気でしょう。来週は西日本や東日本に接近、上陸の恐れがあります。

台風の進路

台風4号は2日(土)夜から3日(日)明け方にかけて沖縄本島地方と奄美地方に最接近するでしょう。

その後は東シナ海を北上して、次第に東よりに進路を変えて、4日(月)から5日(火)にかけて九州に接近する恐れがあります。その後の予報円は、まだ大きく進路の予想や進む速度に幅があるような状況ですが、西日本から東日本を通過する恐れがあります。

影響は?

画像B
画像B

沖縄本島地方や奄美地方では、3日(日)にかけて非常に強い風が吹くでしょう。海上ではうねりを伴った大しけとなる見込みですので、海岸付近には近づかないでください。台風本体の活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

九州には台風周辺の湿った空気が流れ込み、3日(日)から激しい雨の降る所があるでしょう。4日(月)は台風の強風域に入り、風も強まる予想です。5日(火)にかけて雨や風が強く、南部を中心に総雨量が200ミリを超すような大雨となりそうです。

台風の進路によっては、四国から関東でも来週半ば頃は荒れた天気となり、大雨となる恐れがあります。台風の動きが遅く、発達した雨雲が長時間かかり、雨量が多くなる可能性があります。最新の台風情報にご注意ください。

台風シーズン 日頃から台風への備えを

画像C
画像C

台風シーズンに入りました。台風によって、大雨や暴風、高潮により、広範囲で重大な災害が発生する可能性があります。十分な対策を行って、台風の接近に備えるようにしましょう。

①ハザードマップや避難場所の確認をしましょう。
国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水(河川浸水・高潮浸水など)の可能性がある場所や、土砂災害(崖崩れ・土石流・地すべりなど)の危険性の高い場所を把握してください。また、避難場所(指定緊急避難場所)を確認しておきましょう。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしましょう。避難場所までの避難経路を知り、河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるか確認しましょう。

②非常用グッズの確認をしましょう。
万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておいてください。懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておきましょう。万が一の断水に備えて、飲料水やトイレなどの生活用水の確保をしてください。生活用水の確保は、浴槽に水を張っておくとよいでしょう。