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1日金曜16時までの最高気温は、群馬県桐生市で40.4℃、群馬県伊勢崎市で40.3℃、山梨県甲州市(勝沼)で40.2℃、埼玉県鳩山町で40.1℃、谷市と岐阜県多治見市で40.0℃となり、同じ日に6地点で40℃台を観測したのは観測史上初めてです。最高気温35℃以上の猛暑日は、今年初めて200地点を超えました。また、東京都心や名古屋市、大阪市、広島市など、今年1番の暑さの所が続出しました。

観測史上初 6地点で最高気温40℃台を観測

6月末から、関東甲信を中心に、最高気温が40℃近い日が続きましたが、1日金曜は、暑さがレベルアップした所が多くなりました。

16時までの最高気温は、群馬県桐生市で40.4℃、群馬県伊勢崎市で40.3℃、山梨県甲州市(勝沼)で40.2℃、埼玉県鳩山町で40.1℃、熊谷市と岐阜県多治見市で40.0℃を観測しました。群馬県桐生市や群馬県伊勢崎市、山梨県甲州市(勝沼)、埼玉県鳩山町は、7月として1位の記録的な暑さです。

今年、これまで、最高気温40℃台を観測したのは、2回ありました。1回目は、6月25日に群馬県伊勢崎市の40.2℃、2回目は6月29日で、25日と同じ群馬県伊勢崎市の40.0℃でした。7月1日金曜は、6地点で最高気温40℃台を観測しました。

なお、同じ日に、6地点で最高気温40℃台を観測したのは、観測史上初めてです。(これまでの最多は、2007年8月16日、2019年8月15日の5地点でした。)

さらに、1日金曜は、危険な暑さのエリアが、広がりました。最高気温35℃以上の「猛暑日」は、今年初めて200地点を超えました。

また、東京都心や甲府市、名古屋市、岐阜市、京都市、大阪市、神戸市、奈良市、和歌山市、広島市、松江市、徳島市、高松市、高知市、山口市、佐賀市、熊本市などで、今年1番の暑さになりました。

この先 暑さはどうなる?

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この先の暑さは、どうなるのでしょうか?

「熱中症情報」を見ますと、東京・名古屋・大阪・福岡は、週明けにかけて、一番上のレベルの「危険」な日が続くでしょう。4日月曜は、仙台でも「危険」と予想されています。来週中ごろには「危険」な所は少なくなりますが、それでも「厳重警戒」レベルです。

那覇は、この週末以降、「厳重警戒」の日が続き、来週中ごろからは、「危険」とレベルアップしそうです。

無理をしないで、できるだけ涼しくするなど、熱中症対策を心がけてください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンや扇風機を使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。