メイン画像
メイン画像

きょう30日(木)も熱中症対策が欠かせません。広い範囲で強い日差しが照り付け、猛烈な暑さ。関東の内陸は引き続き40℃くらいまで上がる所がありそうです。

強い日差し 猛烈な暑さ

きょう30日(木)も、九州から東北南部にかけて気温が速いペースで上昇。最高気温は内陸を中心に多くの所で35℃以上の予想です。

きのう(29日)には、群馬県伊勢崎市で40.0℃に達し、今年2回目の40℃以上(25日にも同地点で40.2℃を観測)となりました。きょうも関東の内陸では40℃くらいまで上がる所がありそうです。

熱中症警戒アラート 今年最多 東京都は今年初めて

画像B
画像B

きょうも、熱中症対策が欠かせません。熱中症情報は、九州から東北南部にかけての広い範囲で「危険」と、最も上のランクとなっています。

熱中症の危険性が極めて高い状況が予測されることを示す「熱中症警戒アラート」が発表されているのは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、愛媛県、高知県、福岡県、本県、長崎県、大分県、鹿児島県(奄美地方を除く)の26都府県(東京都、大阪府、高知県など今年初めて発表された都府県も)です。

屋外での活動はできるだけ避け、無理のない範囲で節電をしつつ適切なエアコンの使用を心がけてください。

熱中症の応急処置

画像C
画像C

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。