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中国地方は統計開始以来最も早い梅雨明けとなり、6月14日の梅雨入りからわずか2週間という短い梅雨となりました。また、降水量は平年に比べて少ない空梅雨となりました。今週は強い日差しと厳しい暑さが続くため、熱中症に警戒が必要です。

短い梅雨 降水量平年より少ない

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短い梅雨もあれば、長い梅雨もありますが、梅雨の期間が短いからと言って必ずしも降水量が少なくなるとは限りません。ただ、今年の梅雨は1951年の統計開始以来、最も早い梅雨明けで、梅雨期間はわずか2週間となりました。これまで一番短かかった梅雨期間は1978年の22日となります。(梅雨入り・明けは速報値で後日変更となる場合があります。)
今年の梅雨期間の降水量は、各地で平年より少なくなりました。このまま、晴れて降水量が少ないままとなるのでしょうか。

2週間天気 前半 猛暑が続く 熱中症に警戒を

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今週末2日(土)にかけては晴れて、厳しい暑さが続く見込みです。最高気温は35度前後になる所もあり、体調管理に注意が必要です。最低気温は沿岸部を中心に25度以上となり、一日を通して暑さ対策が必要となる見込みです。
3日(日)からは太平洋高気圧の北への張り出しが弱まり、湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。
雲が広がりやすく、変わりやすい天気になるでしょう。

2週間天気 後半 くもりや雨の日が多くなる

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湿った空気の影響を受け、くもりや雨の日が多くなる見込みです。梅雨末期のような大雨になる可能性もあるため、警戒する必要があります。

続く猛暑 熱中症に警戒を

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危険な暑さになるときは、できるだけ運動は控えて適切に温度管理された場所で過ごすようにしてください。
こまめに水分補給や休憩をとり、汗をたくさんかいた時は塩分もとるようにしましょう。
体調が悪くなった時は、涼しい場所へ移動し、体を冷やしてください。首筋やわきの下、足の付け根などを冷やすようにして、経口補水液などの水分を補給してください。自力で水分をとることができない場合はすぐに医療機関へ行く必要があります。お年寄りや小さい子どもは、喉の渇きに気づきにくい為、周囲の方が気にかけてあげるようにしてください。