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きょうは九州北部・四国・中国・近畿・北陸で梅雨明け。強い日差しと猛烈な暑さがこの先も続くでしょう。電力のひっ迫も懸念されていますので、節電も心がけつつ、熱中症対策も万全にしてお過ごしください。

29日~7月5日

きのう27日は九州南部や東海、関東甲信で梅雨明けとなり、きょう28日は、九州北部・四国・中国・近畿・北陸で梅雨明けとなりました。

この先も強い日差しと猛烈な暑さが続くでしょう。7月のはじめにかけて、沖縄と九州から東北は晴れて夏本番の暑さが続くでしょう。最高気温が35度以上の猛暑日の所が、九州から東北にかけてあちらこちらで続出しそうです。体温を超えるような気温になる所もあり、身体にかなり堪えるでしょう。体調管理には十分な注意が必要です。4日頃までは関東や東北などでも猛暑日になる所があり、厳しい暑さが続きますが、その後はいったん暑さは落ち着く所が多いでしょう。

北海道は、前線を伴った低気圧の影響で、あす29日にかけて断続的に雨が降り、大雨となる所がありそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などにご注意ください。7月1日には日差しが戻りそうです。

あす29日以降も電力ひっ迫のおそれ

この連日の季節外れの猛烈な暑さで、エアコンなど電気を使う機会が増えています。そのため電力需要が伸びており、需給状況がひっ迫しています。

あす29日は、すでに電力需給ひっ迫注意報が発表されている東京電力エリアをはじめ、東北電力エリアとその隣接エリアである北海道電力エリアにも、需給ひっ迫準備情報が発令されています。特に東京電力エリアと東北電力エリアでは、29日は電力需給ひっ迫注意報が発令される可能性が高くなっています。
あさって30日と7月1日も東京電力エリアで、準備情報に加えて、注意報または警報が出る可能性があります。
7月2日~3日にかけては、土日のため、平日ほど需要が伸びないため、ひっ迫の可能性は比較的低くなっています。
週明けの4日は、ひっ迫リスクが高く、需給状況が厳しくなりやすいでしょう。節電を心掛けるようにしましょう。

6日~11日 まるで梅雨に戻ったかのよう

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6日以降は全国的に曇りや雨マークが目立つようになるでしょう。梅雨明けの発表があった地域でも、再び梅雨に戻ったような天気が続きそうです。7月は過去にも大雨による災害が多く発生している時期でもあります。梅雨明けしたからといって油断せず、大雨への備えを今一度見直しておくと良いでしょう。

6日以降の最高気温は、平年並みか低い所が多く、35℃を超えるような暑さになる所はなさそうです。ただ、35℃や30℃に届かない気温でも、湿度が高くムシムシして熱中症の危険も高くなりますので、引き続き熱中症対策をしてお過ごしください。