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きょう28日、気象庁は「九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。各地とも統計開始以来、最も早い梅雨明けです。

梅雨明け

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きのう27日に梅雨明けした九州南部・東海・関東甲信に続き、きょう28日、気象庁は「九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

九州北部:統計開始以来、最も早い梅雨明け(これまでの最早:1994年の7月1日ごろ)
梅雨期間は17日間で最短を更新(これまでの最短:1978年と2017年の23日間)

四国:統計開始以来、最も早い梅雨明け(これまでの最早:1964年の7月1日ごろ)
梅雨期間は15日間で最短を更新(これまでの最短:1964年の20日間)

中国地方:統計開始以来、最も早い梅雨明け(これまでの最早:1978年の7月3日ごろ)
梅雨期間は14日間で最短を更新(これまでの最短:1978年の22日間)

近畿:統計開始以来、最も早い梅雨明け(これまでの最早:1978年の7月3日ごろ)
梅雨期間は14日間で最短を更新(これまでの最短:1958年の17日間)

北陸:統計開始以来、最も早い梅雨明け(これまでの最早:2001年の7月2日ごろ)
梅雨期間は14日間(最短:1958年の11日間)

いずれも6月に梅雨明けするのは初めてです。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。

熱中症対策を万全に

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九州北部から北陸では今週末にかけて高気圧に覆われて、おおむね晴れる見込みです。体にこたえる厳しい暑さが続きますので、熱中症に警戒が必要です。こまめな水分補給を心がけてください。室内では無理をせずに適切に冷房を使うようにしましょう。

真夏の熱中症予防

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。