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関東は、きょう28日も強い日差しが照りつけて、猛烈な暑さになるでしょう。ただ、午後は大気の状態が不安定になり、所々で雨雲や雷雲が発達しそうです。北部では非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。

関東 きょうも危険な暑さ 非常に激しい雨も

関東は、きょう28日も強い日差しが照り付けて、気温がグングン上がるでしょう。最高気温は35℃前後まで上がりそうです。東京都心は34℃と猛暑日にはならないものの、体にこたえる暑さが続くでしょう。谷市や群馬県伊勢崎市など内陸部では36℃まで上がり、体温並みの暑さになりそうです。

きょう28日も東京電力エリアでは、夕方の時間帯を中心に予備率が5%を下回る見込みのため、政府は「電力需給ひっ迫注意報」を継続して発表していますが、使用していない照明を消すなどの節電をしつつ、冷房は適切に使用し、暑さで体調を崩さないようお気をつけください。

また、午後は上空の寒気や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。所々で雨雲や雷雲が発達する予想です。北部を中心に非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。

しばらく厳しい暑さが続く

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30日(木)にかけては夏空が広がり、猛烈な暑さが続くでしょう。最高気温は35℃くらいまで上がり、体にこたえる暑さとなりそうです。熱中症に警戒が必要です。

7月1日(金)以降は雲が広がりやすくなり、雨の降る所もあるでしょう。ただ、最高気温は30℃以上の所が多く、厳しい暑さが続きそうです。また、昼間だけでなく、夜間も気温の下がり方は鈍く、寝苦しい夜が続きそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。寝る前にコップ一杯の水を飲むと良いでしょう。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。