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九州から東北は、異例の早い梅雨明けになる可能性。日中は厳しい暑さが続きそう。夜間も気温が下がらず、万全な熱中症対策を。

前半:27日(月)~7月3日(日) 夏空と厳暑続く

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あす27日(月)以降も、しばらくは高気圧に覆われて、広い範囲で晴れるでしょう。雨が降っても、山沿いを中心にザッと降る、夏の夕立のような雨になりそうです。早ければ週のはじめに九州から東北南部は、続々と梅雨明けの発表があるかもしれません。一時的な猛暑ではなく、盛夏の頃のように厳しい暑さが続くでしょう。こまめな水分補給や冷房の使用など、できる限りの熱中症対策をしてください。

一方、前線の影響を受けやすい北海道は、曇りや雨の日が多くなるでしょう。30日(木)以降は、最高気温が平年より5℃以上低い日もあり、日中もヒンヤリと感じられそうです。

後半:7月4日(月)~9日(土) 急な雨と熱中症に注意

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7月4日(月)以降は、夏の太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、雨の降る所が多いでしょう。日本付近には暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすい条件です。晴れていても、急な雨や雷雨があり、局地的に大雨になるおそれもあります。空模様の変化に注意して、日頃から雨雲レーダーなどで、最新の情報を確認してください。

最高気温は平年並みの所が多く、異例の暑さはいったん収まるでしょう。ただ、九州から関東は最低気温が25℃を下回らない日が多く、朝晩は気温があまり下がりません。沖縄は連日の熱帯夜になりそうです。夏バテのように食欲が落ちたり、寝苦しかったりしますので、引き続き、熱中症には十分な注意が必要です。