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きょう21日(火)の熱中症情報は、「警戒」レベルの所が多く、那覇は「危険」レベルに。湿度が高く、蒸し暑いため、衣服は通気性の良い素材を選び、喉が渇く前に意識して水分を補給するなど、熱中症対策を心がけてください。

蒸し暑さが続く 東北の内陸部や北陸では真夏日の予想

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きょう21日(火)は、梅雨前線が九州から関東の南岸に停滞するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。

最高気温は、北海道や東北、北陸は、きのう20日(月)と同じくらいか高いでしょう。東北の内陸部や北陸では、真夏日になる所もありそうです。金沢は30℃予想で、熱中症に「厳重警戒」レベルとなっています。喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。

関東から九州は、きのう20日(月)より低い所が多いですが、湿度が高く、蒸し暑さが続きます。熱中症に「警戒」レベルの所が多いでしょう。気温だけでなく、湿度も確認しながら、衣服は麻や綿など通気性の良い素材を選び、冷房を適切に使用するなど、熱中症に十分注意なさってください。

熱中症の初期症状

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熱中症の代表的な初期症状として、めまいや立ちくらみ、顔のほてりなどがあります。

熱中症の初期症状である、めまいや立ちくらみなどの基本的な対処法として、まずは、意識がはっきりしているかを確認しましょう。意識がもうろうとしているようであれば、迷わず医療機関へ。意識がはっきりしている場合は、次のような対処法を行いましょう。

① 安全で涼しいところへ移動させましょう。自分の足で歩ける状態でもめまいや立ちくらみ、一時的な失神によるふらつき・転倒を防ぐために両側から2人で支えることが大切です。

② 横になって休ませましょう。足を10cm程度高くすることで、心臓への血流がよくなって血圧が上がり、脳への血流を改善させる効果が期待できます。

③ 保冷剤やペットボトルなどにタオルやハンカチを巻いて、体を冷やしましょう。体表近くを走る静脈の通る首筋やわきの下などを冷やすのが効果的です。

④ 水分補給を行いましょう。スポーツドリンクや0.1~0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えたもの)などを自分で飲んでもらい、体内から失われた水分・塩分を補います。自分でうまく飲めない場合や、嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、医療機関を受診しましょう。

熱中症警戒アラート発表時 取るべき行動は

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現在、沖縄県の八重山地方には、熱中症警戒アラートが発表されています。普段以上に、熱中症の予防・対策を心がけてください。

・身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。

・高齢者や子ども、障がい者の方々は、特に注意が必要です。周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。

・エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。