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今週は梅雨前線が北上し、週の後半は東北日本海側を中心に大雨となる恐れがあります。また、暑さも厳しく、今週末以降は東北南部で今年初の35℃以上の猛暑日となる可能性も。大雨や熱中症に十分な注意が必要です。

きょう(月) 仙台では今年初の真夏日に 福島や浪江は3日連続の30℃越え

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きょう(月)は沖縄地方で梅雨明けの発表がありましたが、東北地方でも太平洋側を中心に梅雨が明けたかのような厳しい暑さとなりました。午後4時までの最高気温は、福島県広野で32.9℃、福島県浪江で32.4℃、仙台で31.3℃など、東北地方のアメダス20地点で30℃以上の真夏日を観測しました。仙台では今年初の真夏日となり、福島や浪江は3日連続の真夏日となります。
あす朝にかけても気温があまり下がらず、寝苦しい夜となりそうです。夜でも熱中症にかかる可能性はあります。夏用の寝具を使用したり、寝る前にコップ1杯の水を飲むなどして対策すると良いでしょう。

週後半は日本海側中心に雨量多くなる恐れ 南部は厳しい暑さに注意

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今週は梅雨前線が次第に北日本付近まで北上するため、23日(木)以降は雨の降りやすい天気となるでしょう。最新の資料によると、特に24日(金)午後から25日(土)午前中にかけては梅雨前線や低気圧に向かって南から非常に暖かく湿った空気が流れ込む予想です。大気の状態が不安定となり、雨雲が発達しやすい気象状況となるでしょう。日本海側を中心に雨量が多くなり、大雨となる恐れがあります。ただ、梅雨前線の動きにはまだ幅があり、前線の位置や湿った空気の流れ込み具合によっては雨の強まる場所や時間が変わる可能性があります。今後の最新の情報をこまめに確認するようにして下さい。

そしてもう一つ、気を付けなければいけないのは暑さです。
きょう(月)も太平洋側を中心に厳しい暑さとなりましたが、あす(火)以降も平年より高い日が多いでしょう。特に、東北南部で暑さが厳しく、27日(月)の最高気温は山形市で33℃、福島市は34℃と猛暑日一歩手前まで上がる予想です。場所によっては35℃以上の猛暑日となる可能性もあります。
喉が渇いていなくても、こまめな水分補給を心掛けるようにしましょう。また、汗を大量にかいた時は適度な塩分も補給するようにして下さい。
室内でも熱中症にかかるリスクがあります。扇風機やエアコンなどをうまく活用して、熱中症対策は万全に行って下さい。