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今日(18日)は、南から暖かく湿った空気が入った影響で道内の広い範囲で気温が上がりました。札幌では25.7度まで上がり、久しぶりに最高気温が25度以上の夏日となりました。

札幌で5月26日以来の夏日

今日の北海道付近は、西から気圧の谷が接近した影響で、気圧の谷の前面で南寄りの風が吹き、上空1500m付近に暖かく湿った空気が流れ込みました。このため、道内は日中、広い範囲で気温が上がりました。午後3時までに道内で最も気温が上がったのは、網走地方の津別で28.0度でした。

札幌では、6月前半(1日~15日)に最高気温が25度以上の夏日を観測しなかったのは2006年以来16年ぶりで、2000年以降では2006年と今年(2022年)の2回しかないという、近年では珍しい低温傾向が続いていました。
しかし、今日は午後3時までに25.7度まで上がり、5月26日以来、23日ぶりに夏日となりました。

明日(19日)も最高気温は平年より高め

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明日も引き続き暖かく湿った空気の流れ込みやすい状況が続くため、全道的に最高気温が7月並みとなる見込みです。札幌でも26度まで上がる予想です。この時季の札幌の平年の最高気温は22度くらいのため、明日も平年より4度ほど高い最高気温となるでしょう。今日も湿度が高めでしたが、明日も同じような空気となり、ムシムシと感じられそうです。まだ暑さに体が慣れていないため、この気温でも熱中症となる危険があります。水分補給はしっかりと行って下さい。

なお、明日は上空5700m付近には寒気が流れ込み、今日よりもさらに大気の状態が不安定となります。今日も道北やオホーツク海側を中心ににわか雨がありましたが、明日も急な強い雨や落雷などに注意して下さい。