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沖縄本島には、南からの暖かく湿った空気の影響で、局地的に発達した雨雲がかかり、大雨となっています。先ほど沖縄本島の一部に「土砂災害警戒情報」が発表されました。今夜にかけて土砂災害などには厳重な警戒が必要です。

本島北部で大雨 今夜にかけて厳重警戒

きょう18日は、沖縄では南からの暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。特に本島北部には活発な雨雲がかかり、東村では午後2時30分までの1時間に49.5ミリの激しい雨を観測。

午後3時現在、沖縄県の名護市、国頭村、大宜味村、恩納村、宜野座村に「土砂災害警戒情報」が発表されています。大雨のピークは今夜9時頃にかけてで、雨が弱まってくるのは日付が替わる頃になる見込みです。

雨が弱まった後に災害が発生することもありますので、今後も、地元の気象台や自治体が出す情報に従って、大雨から身を守るようにしてください。

土砂災害の発生しやすい場所は?

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。