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梅雨前線はあす以降次第に北上し、南から暖かく湿った空気の流れ込みやすくなり、蒸し暑さが増すでしょう。夜も気温が下がりにくく、寝苦しく感じる日も増えそうです。この先、日中だけでなく夜間の熱中症にも注意が必要です。

24日(金)にかけて 蒸し暑さ増す

きょう17日(金)は、梅雨前線は四国の南の海上で停滞しており、太平洋側では雲が広がりやすく、一時的に雨の降る所があるでしょう。瀬戸内側はおおむね晴れる見込みです。日中の最高気温は各地平年を上回り、高松で31度、高知で30度と真夏日となる可能性があります。松山と徳島でも29度くらいまで上がって暑くなるでしょう。熱中症にならないよう体調管理に十分に注意してください。

あす18日(土)は、引き続き梅雨前線は四国の南の海上で停滞し、太平洋側を中心に雲が広がり、雨の降る所がありそうです。
19日(日)からは、さらに梅雨前線は北上して本州付近で停滞し、雨が降りやすくなるでしょう。日差しは少なくても最高気温は30度に迫る日が多く、30度以上の真夏日となる日もありそうです。また夜間も気温が下がりにくくなり、最低気温は20度を下回らず、来週後半には25度以上の熱帯夜となる所も出てきそうです。
今のうちに、通気性や吸水性の良い夏用の寝具に入れ替えたり、エアコンや扇風機を利用できるように睡眠環境を整えておきましょう。

25日(土)から30日(木)にかけて 連日の真夏日・熱帯夜となる所も

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25日(土)以降は、梅雨前線はさらに北上し、本州付近から日本海沿岸で停滞しやすくなりそうです。四国地方は前線の南側になって、さらに暖かく湿った空気が流れ込み、蒸し暑さが増すでしょう。連日、真夏日や熱帯夜となる所も出てきそうです。一度に降る雨の量も増えるおそれがあります。最新の気象情報を利用するようにしましょう。

熱中症の予防と対策

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この先、厳しい暑さが予想されますので、熱中症にならないよう万全の対策が必要です。
水分はこまめにとるようにしてください。高齢の方やマスクをしていると、喉の渇きに気づきにくいため、時間を決めて水分を補給するとよいでしょう。また子供は、一度にたくさん水を飲むことができないため、こまめな水分補給を促してあげましょう。また寝ている間も汗をかき、体の水分が奪われます。寝る前と起きた時にはコップ一杯水を飲みましょう。お茶やコーヒーなどカフェインを多く含むものやお酒は利尿作用があり、かえって水分を排出してしまうので、水分の摂取は水や麦茶などがおすすめです。 また、たくさん汗をかいた後は塩分補給もしましょう。