メイン画像
メイン画像

関東は、10日金曜は、内陸部を中心に局地的にカミナリ雲が発達しそうですが、12日日曜~13日月曜は「梅雨の晴れ間」になるでしょう。気温の変化も大きく、ムシムシする日が増えて、「不快な蒸し暑さ」となる日もありますので、食品の管理や体調管理に、ご注意ください。

10日金曜 内陸部を中心に 不安定レベルアップ

画像A
画像A

6日月曜、気象庁は「関東甲信が梅雨入りしたとみられる」と発表しましたが、梅雨入りしたばかりの関東では、今週前半は、曇りや雨のぐずついた日が多くなりました。

10日金曜も、関東では北部を中心に、雲が広がりやすい天気でしょう。ポイントは、内陸部を中心に「大気の状態が、一段と不安定になる」ということです。

「発雷確率」(雷が発生しやすい確率)を見ますと、関東の内陸部を中心に、黄色やオレンジ色の高い確率が目立ちます。昼頃からは、9日木曜よりも、一段と大気の状態が不安定になるため、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。落雷や突風、雹(ひょう)、急な強い雨に注意が必要です。傘マークのない所でも、天気の急な変化に、お気をつけください。

ゴロゴロと聞こえたり、急にヒンヤリした風が吹いたり、空が暗くなったりしたら、雷雲が近づくサインです。すぐに頑丈な建物など、安全な所へ避難してください。

次に晴れるのはいつ? 洗濯のチャンスは?

そして、この土日、関東では、天気がガラッと変わるでしょう。

11日土曜は、雲に覆われ、北部を中心に、次第に雨が降りそうです。夜遅くなればなるほど、雨がしっかり降って、本降りの雨になる所もあるでしょう。千葉県など、南部でも、雨の降る所がありますので、お出かけには傘をお持ちになると、安心です。

ただ、12日日曜は、天気がいったん回復する見込みです。

13日月曜にかけて、梅雨の晴れ間となりそうです。梅雨入りして以来、なかなか洗濯物を外に干せない日が多くなっていますが、洗濯物を外干しするチャンスです。洗濯だけでなく、布団干しや空気の入れ替え、側溝や雨どいの掃除など、梅雨の晴れ間を有効にお使いください。

「不快な蒸し暑さ」へ また「梅雨寒」も

画像C
画像C

また、この先、変わりやすいのは、天気だけではありません。気温も、これまでとは大きく変わるでしょう。

東京都心では、梅雨入りした直後から「梅雨寒」が続いていて、最高気温は6日月曜は18.4℃と4月上旬並み、7日火曜は19.8℃と4月中旬並み、8日水曜は20.5℃と4月下旬並みでした。9日木曜の最高気温は24℃を超えて、「梅雨寒」は解消しつつありますが、それでもこの時期にしては低くなりました。

一転して、10日金曜~週明けは、ムシムシしてくるでしょう。

東京都心の最高気温は、週末以降、25℃以上の日が増えそうです。気温だけでなく、湿度も高いので「不快な蒸し暑さ」の日もあるでしょう。食品の管理に、注意が必要です。

ただ、14日火曜頃は、ヒンヤリした空気が流れ込むため、一時的に「梅雨寒」となるでしょう。気温の変化で、体調を崩さないよう、十分お気をつけください。