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九州は、早ければ今週末にも梅雨入りする可能性があります。大雨への備えを確認するなど、梅雨入り前の晴天を有効に利用しておきましょう。

梅雨前線 次第に九州へ北上

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南西諸島で活動を強めている梅雨前線は、週末から来週にかけて九州付近へ北上する見込みです。

5月の終わりから6月上旬は、偏西風が日本付近へ南下し北から冷たい空気が入りやすくなったため、梅雨前線の北上が抑えられ、九州の梅雨入りは平年(九州南部は5月30日頃、九州北部地方は6月4日頃)より遅くなっています。
このあと来週は、北からの寒気の流れ込みが解消し、太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、梅雨前線が押し上げられ、九州から本州付近に停滞しやすくなる見込みです。

九州は、早ければ今月11日(土)頃、もしくは13日(月)頃に梅雨入りする可能性があります。

九州 梅雨入りへ

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九州は、あす9日までからりとした晴天が続くでしょう。

10日(金)は前線が次第に九州の南海上へ北上してくるため、九州南部から雨が降り出す見込みです。11日(土)にかけて前線上の低気圧が九州南岸付近を通過するでしょう。九州各地で雨となり、九州南部を中心に雨量が多くなるおそれがあります。

12日(日)はいったん前線は南下し天気は回復しますが、13日(月)は前線が九州付近へ北上し、14日(火)にかけて九州付近で前線の活動が活発になる見込みです。雨の降り方に注意が必要です。

曇りや雨の日が多い

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来週後半以降も、前線は九州付近に停滞しやすくなるため、曇りや雨の日が多くなるでしょう。前線の活動によっては大雨になる日もある見込みです。

改めて大雨への備えを確認しておきましょう。また、こまめに最新の気象情報を確認するようにして下さい。