メイン画像
メイン画像

きょう2日正午現在、東北には雨雲や雷雲がかかり、宮城県を中心に落雷も多数発生しています。午後も大気の状態が非常に不安定で、所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。

東北に雨雲や雷雲

きょう2日、東北の上空約5500メートルにはマイナス18℃以下の寒気が入り、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

正午現在、東北にはあちらこちらに雨雲や雷雲がかかり、宮城県を中心に落雷も多数発生しています。(なお、図の雲放電とは雲の中や雲と雲の間などで発生する放電のことです。)

落雷、突風、ひょうに注意

画像B
画像B

午後も東北は広い範囲で大気の状態が非常に不安定で、所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。関東も内陸部を中心に雷雲のかかる所がありそうです。

局地的には雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる見込みです。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するようにしましょう。

あす3日も大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

画像C
画像C

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた落雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。