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きょう1日の夜は、本州付近では「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

きぼうが見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、きょう1日の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。きょう1日は20時19分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは4分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

天気は?

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きょう1日の夜は、北海道は雲が多く、星空を見るには、あいにくの天気です。東北や関東、北陸は多少雲がかかりますが、晴れる所が多いでしょう。東海から九州はおおむね晴れて、「きぼう」を見られるチャンスです。是非、夜空を見上げてみてください。沖縄は梅雨空が続き、雨雲や雷雲がかかるでしょう。