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きょう27日(金)午後1時から2時ごろ、細い月が金星を隠す金星食が起こります。晴れていれば見られる地域は、鹿児島県南部から沖縄、小笠原などです。沖縄や小笠原は雨で、観察にはあいにくの天気ですが、鹿児島県南部などでは晴れて観察のチャンスです。

金星食 日本で見られるのは昨年2021年11月8日以来

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きょう27日(金)、午後1時から2時ごろ、月齢26の細い月が金星を隠す金星食が起こります。鹿児島県南部から沖縄県、小笠原などで晴れていれば見られます。日本で金星食が見られるのは昨年2021年11月8日以来です。

今回の金星食は日中に起こるため、肉眼で見るの難しいです。太陽を見ないように気をつけながら、双眼鏡や天体望遠鏡で観察しましょう。

金星食が見られる地域(鹿児島県南部~沖縄・小笠原)の天気

きょう27日(金)は、日本海を上空に寒気を伴った低気圧が進み、本州付近を気圧の谷が通過中で、東海から東北を中心に雨が降っています。一方で、九州から近畿では朝から日が差している所が多くなっています。南西諸島付近から日本の南には前線が停滞し、沖縄には雨雲がかかっています。

金星食が見られる地域の昼ごろの天気は、鹿児島県南部は、晴れて観察のチャンスです。沖縄や小笠原では雨や雷雨で、観察にはあいにくの天気でしょう。