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きょう(25日)も、北海道から九州にかけて日差しがたっぷり降り注ぎ、気温は午前中から25℃を超えている所が多くなっています。東京都心は4日連続の夏日となっています。

午前中から夏日続出 東京都心は4日連続

きょう(25日)は、この時期としては暑い空気が流れ込んでいて、日差しとともに気温がグングン上がっています。

午前10時半現在、25℃度以上の夏日の地点はすでに、全国のおよそ4割くらいになっています。東京都心は25.6℃まで上がっていて、4日連続の夏日となりました。

特に、日本海側で気温が高く、鳥取市や青森県弘前市などで30℃近くまで上がっていて、札幌でも26.6℃まで上がり13日ぶりの夏日になっています。

このあと、さらに夏日の地点が増える見込みです。こまめな水分補給、休憩をしっかりとるなど、熱中症に対策をしてください。

暑熱順化をするために日常生活でできること

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暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。

・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。

・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。

・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりしないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回~毎日程度です。

・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後には十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。

暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。