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この先も、晴れれば汗ばむような陽気になり、暑さ対策が必須に。また6月に入ると九州から関東甲信など、続々と梅雨入りか。

前半:24日(火)~30日(月) 雷雨に注意

来週のはじめにかけては、沖縄は梅雨前線の影響で雨の降る日が多いでしょう。一方、九州から北海道では短い周期で天気が変わりそうです。次に広い範囲で雨が降るのは、週の後半になるでしょう。

26日(木)から27日(金)にかけて前線を伴った低気圧が日本海を進み、28日(土)には北海道付近へ進む予想です。26日(木)は西から天気が下り坂で、一時的に雨や風が強まるでしょう。大気の状態が不安定になるため、雷が鳴ることもありそうです。たとえ雨の降る時間が短くても、低気圧や前線が通過するタイミングで、ザッと強い雨が降るでしょう。また、29日(日)頃からは前線が北上して、九州は曇りや雨となりそうです。

最高気温は平年並みか高い所が多く、沖縄や九州から関東は25度以上の夏日の所が多いでしょう。30℃以上の真夏日になる所もあり、熱中症対策をしっかりしてください。

後半:31日(火)~6月5日(日) 続々と梅雨入りか

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いよいよ6月に入り、気になるのが梅雨入り。最新の予報では、沖縄は晴れマークが増えて、九州から東北は傘マークが目立つようになります。梅雨前線は6月に入ると本州付近に停滞しやすくなり、九州から関東甲信は、続々と梅雨入りする可能性があります。

九州南部の梅雨入りの平年は5月30日ごろですが、平年よりも遅い梅雨入りになるかもしれません。一方、関東甲信の梅雨入りの平年は6月7日ごろと、6月はじめの雨をきっかけに梅雨入りの発表があれば、平年より早い「雨の季節」到来となるでしょう。

蒸し暑いも増えてきますので、熱中症に加えて、食品の管理にも注意です。

コロナ感染を防ぎながら 熱中症予防

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新型コロナウイルス感染を防ぎながら、熱中症を予防するには、普段から行っている感染防止対策に加え、以下のポイントを心がけてください。

① 屋外で、周りの方と2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとりましょう。特に、気温や湿度が高い時は、マスクを着用しながら激しい運動をするのは、避けてください。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

④ 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。