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きょう(18日)は久しぶりに全国的に日差しが降り注ぎ、気温も上がりました。あす(19日)は、さらに広い範囲で25℃以上の夏日になる見込みです。熱中症など体調管理に十分ご注意ください。

きょう(18日)  全国的に晴れて初夏の陽気

きょう(18日)は、前線が南の海上に下がり、移動性の高気圧に覆われた影響で、北海道から沖縄まで全国的に晴れて、にわか雨の所もほとんどありませんでした。

最高気温は、西日本や東海を中心に25℃を超え、全国のアメダス観測地点のおよそ4割にあたる「381地点」で夏日となりました(午後4時まで)。300地点を超えたのは、今月7日以来、11日ぶりです。

大阪市は26.8℃、名古屋市は27.5℃と、ともに一週間ぶりに夏日となり、ここ数日ヒンヤリとしていた関東周辺も暑さが戻りました。東京都心は24.9℃と、きのうより6.7℃も高く、この時期らしい陽気になりました。

また、鳥取県米子市の29.8℃、本市29.1℃など、九州や中国地方では真夏日手前まで上がった所もあります。

あす(19日) 夏日地点さらに増加 今年最多か

あす(19日)も、九州から東北にかけては、広く晴れるでしょう。日中の気温はきょうと同じかさらに高く、全国アメダス地点の半数以上で夏日が予想されています。また、西日本の日本海側や北陸では、一部で30℃以上の真夏日になる可能性もあります。

5月中旬は、東日本や西日本で暑さが落ち着いていたので、急な気温の上昇が体にこたえそうです。熱中症など体調を崩さないよう、十分ご注意ください。朝晩との寒暖差もありますので、半袖に羽織るもので調節するなど、服装選びにもお気を付けください。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。