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北海道の向こう一か月は、南から高気圧に覆われ暖かい空気が入りやすく、気温は高めに経過するでしょう。天気は数日の周期で変わる見込みで、降水量、日照時間は各地とも平年並みとなるとのことです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(5月14日~5月20日) 気温は高くやや蒸し暑い日も

今日(12日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
明日(13日)から明後日(14日)は道内は広く雨が降りますが、大雨となる恐れは少ない見込みです。15日以降も気圧の谷の影響を受け雲が広がりやすいですが、日中は晴れ間や日差しが多いでしょう。この期間天気が大きく崩れる日はない見込みです。なお気温は平年より高く、6月並みの陽気となる日が多くなります。湿度が高くやや蒸し暑い日が多くなるかもしれません。

2週目(5月21日~5月27日) 熱中症への対策を

天気は周期的に変わるでしょう。引き続き気温は平年並みか平年より高めとなる見込みです。
5月も下旬になると、札幌や旭川など内陸では平年値でも最高気温は20度前後まで上がるようになります。汗ばむ陽気となる日も現れますが、熱中症にはそろそろ注意が必要となりそうです。暑さに慣れるためには、運動や入浴などで意識的に汗をかくようにして、体が暑さに順応できる(暑熱順化)ようにしましょう。

3~4週目(5月28日~6月10日) 太平洋側は本格的な霧の季節へ

天気は周期的に変わりますが、気温は2週目までと異なり平年並みで経過します。
このころになると太陽は年間でも空の最も高い位置から照り付けるようになります。当然紫外線も強く、しっかりとした紫外線対策が必要となります。特に街中ではコンクリートや建物の反射も加わるため、より対策が必要です。
また、引き続き南から高気圧に覆われやすいため、太平洋側では本格的な霧の季節が始まります。交通関係は霧による見通しの悪さに注意が必要となるでしょう。