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道内では、上空に2月下旬並みの寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。実際に、13時30分頃には道北やオホーツク海側を中心に、落雷の観測された地域がありました。
落雷や突風などへの注意はいつまで必要なのか? 詳しい予報を解説します。道内では、局地的に雨や風が強まり、朝から昼頃にかけては、根室地方の羅臼で1時間に11.5ミリ、根室地方の標津町糸櫛別で11ミリ、網走地方の斜里町宇登呂で10ミリなど、地面からの跳ね返りで足元が濡れるくらいのやや強い雨を観測した所もありました。
また、レーダーにあるように、昼前後には落雷を観測した地域もありました。

大気の不安定な状態は続く。回復はいつ?

大気の不安定な状態は、明後日(4日)の昼頃にかけて続く見込みです。
今日(2日)これからも、日本海側を中心に、にわか雨があり、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうを伴う恐れもあります。明日(3日)も、日中は山沿いを中心ににわか雨があり、峠付近では雪のまじることもありそうです。夜は本格的な雨が西から降りやすくなり、明後日(4日)の昼頃にかけては雨が強まることもあるでしょう。
いずれの地域でも、日中は長続きするような雨ではなく、短い時間に降ってすぐにやむような雨となりやすいため、いったん天気が回復しても油断せず、外出の際は念のため雨具を持つと安心です。

大型連休ということもあって外出する方が多いかもしれませんが、外出の際は、空の様子を気にしてみてください。急に冷たい風が吹いたり、黒っぽい雲が近づいてきたりすると、天気が急変するサインとなります。天気急変のサインを感じた場合は、屋外から屋内に移動したり、安全の確保に努めるようにしてください。

なお、天気の回復は、5日頃になりそうです。
高気圧が張り出し、上空の寒気も抜けるため、全道的に晴れて、青空が見られるでしょう。
これまでの大型連休の北海道は気温が平年並みか低く、空気がひんやりしていましたが、5日頃からは気温が平年より高くなる見込みです。20度以上のぽかぽか陽気となる所も多くなるでしょう。