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きょうから5月スタート。多くの新聞に載る天気図が、冬用から夏用に変わります。天気図の衣替えとは?夏用と冬用はどこが違うの?

新聞天気図の衣替え

衣替えと言えば洋服ですが、新聞天気図にも衣替えがあります。

洋服の衣替えは6月1日と10月1日が一般的ですが、天気図の衣替えは5月1日と11月1日。つまり、きょう5月1日から多くの新聞の載る天気図が冬用バージョンから夏用バージョンに変わります。

夏用と冬用の違いは?

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夏用と冬用の主な違いは、天気図に載るエリアが違うことです。

夏用の天気図では、南の海上を広くとっています。これは、夏の主役の太平洋高気圧や、南の海上で発生する台風を出来るだけ載せるためです。

一方、冬用の天気図では中国大陸〜シベリア大陸など北側を広くとっています。冬は大陸から張り出す高気圧や寒気の影響を受けるため、北側(大陸側)を広くしています。

その他、天気記号の凡例も一部変わります。夏バージョンでは、雪マークの紹介がなくなり、雷マークの紹介になります。ご自宅にある新聞天気図で、見比べてみて下さい。

あす2日 大気の状態不安定 急な雨や落雷に注意

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新聞天気図が雷マークの紹介に変わった途端、あす2日にかけて、北日本~東日本では上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となります。2日の午後は晴れていても、急な雨や落雷、突風に注意が必要です。