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東日本や西日本では日差しとともに気温がグングン上がっています。東京都心でも午前中から気温が25度を上回り、9日ぶりの夏日となっています。暑さに慣れていない時期、熱中症に注意が必要です。

東京都心でも午前中から「夏日」に

東日本や西日本では天気が回復して日差しの出ている所が多くなっています。午前中から関東地方を中心に気温がグングン上がっていて、東京都心では午前11時30分過ぎに、最高気温25度を上回り、9日ぶりに夏日となりました。正午までの最高気温は25.3度となっています。そのほか、群馬県桐生市は27.4度、埼玉県谷市で26.3度、前橋市で26.2度などとなっています。また、那覇市では29.2度を観測し、今シーズン一番の暑さとなっています。

午後も東日本や西日本では、最高気温が25度前後の所が多く、関東甲信の内陸では、最高気温30度以上の「真夏日」に迫るような暑さとなる所もありそうです。

暑さに身体が慣れていない今 熱中症に注意

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夏のような暑さではないものの、体が暑さに慣れていない今の時期も、熱中症に注意が必要です。熱中症予防のために、水分補給や休憩を意識してこまめに取るようにしてください。

また、本格的に暑くなる前に「暑熱順化」を行っておくと良さそうです。「暑熱順化」とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて、暑さに強くなります。日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクトが作成した「暑熱順化ポイントマニュアル」によると、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えておくと良さそうです。