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きょう15日、九州は天気は持ち直しますが、北よりの風が強く、海上は全般に波が高く、太平洋側はうねりを伴う見込みです。強風・高波にご注意下さい。九州は、週末は寒の戻りとなりますが、4月下旬以降は気温が急上昇し、季節は駆け足で進むでしょう。

強風や高波に注意

きょう15日、大型で強い台風1号が小笠原近海を北上しています。九州は台風1号と大陸から張り出す高気圧との間で気圧の傾きが大きくなっており、九州北部を中心に北よりの風が強まっています。長崎県佐世保市で、最大瞬間風速22.9メートル(午前11時15分)の北風が観測されました。

きょうは沿岸海上を中心に北風が強く、海上は全般に波が高い状態が続きます。また、九州の太平洋側はうねりを伴い、しける所もあります。船舶などは強風や高波に注意が必要です。

あす16日にかけても、九州は強風と高波が続くでしょう。

週末は風ひんやり 遅霜に注意

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あす16日は、大陸から進んでくる高気圧に覆われて、九州は各地とも晴れますが、一時的に冷たい空気が流れ込むため風がひんやりとするでしょう。

今週末は、朝晩はやや冷え込み、山沿いや内陸部は霜が降りる所がありますので、農作物の管理にご注意下さい。

来週18日(月)は気圧の谷が通過し、一時雨が降るでしょう。この先、天気は短い周期で変化する見込みです。来週22日(金)ごろから気温が上がり、汗ばむ陽気が訪れるでしょう。

4月下旬以降、季節は駆け足

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最新の1か月予報によると、4月下旬から5月中頃は、九州は南から暖かい空気が流れ込みやすくなり、気温は平年並みか平年より高く、高温傾向になる見込みです。

また、向こう1か月、九州付近は前線や湿った空気の影響を受けやすく、天気が周期的に変わり、降水量は平年並みか平年より多くなる見込みです。

4月下旬から5月中ごろにかけて、季節は駆け足で進んでいくでしょう。

大型連休前後は、前線や低気圧の影響を受けて天気がめまぐるしく変わる可能性があります。予定の計画などは最新の気象情報をご確認下さい。