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台風1号は、今後、発達しながら北上する見込み。今後の動きとその影響は?

台風1号の今後の動きは?

「大型」の台風1号は、12日(火)午前6時現在、フィリピンの東にあって、1時間に20kmの速さで、北北西に進んでいます。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は30m/sです。

あす13日(水)にかけて発達しながらフィリピンの東を北上するでしょう。あさって14日(木)には「非常に強い」勢力に発達し、15日(金)には「強い」勢力で日本の南へ、16日(土)には小笠原近海に進む見込みです。その後、東よりに進みながら北上し、17日(日)には日本のはるか東で温帯低気圧に変わるでしょう。

台風による影響は?

台風1号は、日本に直撃する可能性はありませんが、台風周辺からは、日本付近に延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる見込みです。そのため、14日(木)から15日(金))頃にかけて、広い範囲で雨が降るでしょう。太平洋の沿岸はうねりに注意が必要です。小笠原諸島付近は、15日(金)から16日(土)頃に通過する見込みです。大しけや大荒れ、大雨にご注意ください。

台風2号は?

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立て続けに発生した「台風2号」は、きょう12日(火)午前3時現在、フィリピンでほとんど停滞しています。あす13日(水)には熱帯低気圧に変わるでしょう。この方面の船舶は、十分な警戒が必要ですが、日本への影響はない見込みです。