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台風1号は、15日には、強い勢力で小笠原近海を進む見込みです。小笠原諸島では、15日から16日頃は、大しけになり、大荒れや大雨の恐れがあります。沖縄、九州や本州でも、太平洋沿岸部には次第にうねりが届き、波が高まるでしょう。

台風1号 15日頃に強い勢力で小笠原近海を進む予想 本州もうねり・高波

大型の台風1号は、11日午後3時、フィリピンの東を1時間に15キロで、北へ進んでいます。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートルです。

台風1号は、今後も発達しながら北上し、暴風域を伴うでしょう。12日には強い勢力になる予想です。15日は、強い勢力で小笠原近海を進む見込みです。その後、日本付近を流れる偏西風に流され、進路を北東へとり、日本の東に進むでしょう。

台風が近づく小笠原諸島では、15日から16日頃は、大しけになり、台風の発達の程度などによっては、大荒れや大雨になる恐れがあります。

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沖縄、九州や本州でも、太平洋沿岸部には次第にうねりが届き、波が高まるでしょう。

台風から離れていても、油断はできません。海では、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

本州付近では14日~15日は前線の通過で広く雨

本州では、14日から15日は、寒冷前線が通過する見込みです。広く雨が降るでしょう。今のところの資料では、特に前線の活動が活発になるということはなく、雨脚が強まるということはなさそうです。ただ、関東付近では、北東からの湿った空気の流れ込みが続き、16日にかけても雨が降りやすい状態が続くでしょう。

台風2号 動きが遅く 13日には熱帯低気圧に変わる予想

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台風2号は、11日午後3時、フィリピンの東でほとんど停滞しています。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルです。今後も動きは遅く、13日にはフィリピンの東で熱帯低気圧に変わる見込みです。