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きょう9日は、南から暖かい空気が流れ込んで、全国的に平年を上回る陽気となっています。正午までの最高気温は、鳥取市で25.8℃、富山市で25.7℃と、今年初の夏日になりました。東京都心も5月中旬並みの23.2℃。午後は更に気温が上がり、夏日の地点が増えそうです。

山陰や北陸で午前中から夏日に

きょう9日は、本州付近は高気圧に覆われて、ほぼ全国的に晴れています。更に南からは暖かい空気が流れ込んでいるため、午前中から各地で気温が高くなっています。

正午までの最高気温は、鳥取市で25.8℃、富山市で25.7℃と、今年初の夏日となっているほか、東京都心も5月上旬並みの23.2℃を観測。

そのほか日本海側を中心に今年一番の陽気となっている所があり、新潟市では今年初めて20℃を超えました。

午後は更に気温上昇 夏日続出か

この後は更に気温が上がり、九州~北海道にかけて5月上旬~下旬並みの陽気になる所がほとんどです。特に内陸部では気温が高く、東北でも25℃くらいまで上がる所があるでしょう。

体が暑さに慣れない時期なので、体調管理には注意が必要です。屋外で体を動かす際は、こまめに休憩や水分をとるようにしてください。

暑さに慣れる「暑熱順化」の時期

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「暑熱順化(しょねつじゅんか)」とは、熱中症にかかりにくい体を作るために、本格的な夏を前に、体を暑さに慣らしておくことです。

沖縄や九州では今月中旬~下旬にかけて、暑熱順化のタイミングとなっています。5月上旬~中旬には中国、四国~関東にかけても暑さに慣れておく時期になります。

体を暑さに慣らすポイントは、軽い運動や湯船につかる入浴など、無理のない範囲で汗をかくことです。本格的に暑くなる前に、暑さに強い体つくりを心がけましょう。