メイン画像
メイン画像

きょう(5日)も、広い範囲で「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンス。九州~関東は夜桜見物しながらISSが楽しめる所も。各地の天気と観察ポイントをまとめました。

桜とISSの共演

画像A
画像A

きのう(4日)に続き、きょう(5日)も広い範囲で「きぼう」を見られるチャンスです。九州~関東はソメイヨシノが見ごろ(東京など散り始めの所も)となっている所が多いですが、地上は夜桜、約400㎞上空はISSとダブルで楽しめる所もありそうです。

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、きぼうが見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角を表した図です。

きょう(5日)は2回チャンスがあります。1回目は18時46分頃から札幌~大阪にかけて、2回目は20時24分前後から那覇や西日本で観察のチャンス。見え始めから見え終わりまでは、5分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることができます。

各地の天気は?

画像B
画像B

今夜(5日)北海道と東北、沖縄は晴れて、ISSを見られる所が多いでしょう。関東~九州は薄雲が出ますが、雲の隙間からチャンスありです。

夜桜とISS 楽しめる所も

画像C
画像C

九州~関東は桜が見ごろの所は、夜桜とISSのコラボを楽しめる所もありそうです。