東海地方は、週末にかけて、晴れる日が多いでしょう。10日(日)にかけて、大きな天気の崩れはないため、青空のもと、入園式や入学式を迎えることができそうです。
今後の雨の見通し
きょう4日15時現在、岐阜県の一部や、静岡県の東部と伊豆を中心に雨雲がかかっています。
15時までの24時間雨量は、天城山(伊豆市)で89.5ミリ、湯ヶ島(伊豆市)で80.0ミリなどで、静岡県の山地を中心に、まとまった雨量となりました。
なお、富士山周辺の標高の高い峠道では、雪で降ったため、積雪が増えた所があります。ドライバーの方で、静岡県の富士山周辺道路を通られる方は、最新の気象情報をチェックするようにしましょう。
今、雨や雪が降っている所では、今夜遅くまでには止んで、天気は回復する見込みです。
「花冷え」解消 週末は名古屋で夏日!?
きょう4日は、「花冷え」も解消し、東海地方では、15時までの最高気温が20度以上となった所が多く、日差しの暖かさが感じられました。
そして、あす5日は、二十四節気の一つ「清明(せいめい)」です。全てのものが生き生きとして、清らかに見えるという意味です。今年は、暦通り、清々しい青空が各地で広がりそうです。
その後も、高気圧に覆われる日が多く、週末にかけて、薄雲がかかる程度で、大体晴れるでしょう。今週は、入園式や入学式も多く、新たな環境での生活がスタートする方も多いと思います。10日(日)までは、大きな天気の崩れはない見込みで、晴れ姿を、青空のもと写真に収めることができそうです。
また、最高気温は、平年より高い日が多く、暖かく過ごしやすいでしょう。週末になると、名古屋でも、いよいよ25度以上の夏日となりそうです。
2週間天気後半:12日(火)~17日(日)
一方、2週間天気後半になると、前半に晴れ間が出ますが、その後は、ぐずついた天気となる見込みです。曇りや雨の日が多くなりますが、気温は、平年より高めの日が多いでしょう。25度以上の夏日となる日も、時折り出てきて、季節は更に前進しそうです。
そろそろ半袖の準備を 最も早く夏日を観測した日は!?
いよいよ、名古屋でも25度以上の夏日が予想されています。すでに、今年は静岡市駿河区で、3回の夏日を観測するなど、東海地方の所々で、夏日が観測されています。
名古屋では、今年、まだ観測されていませんが、昨年2021年は、4月20日に25.3度を観測しました。また、名古屋で、過去最も早く夏日が観測されたのは3月17日で、1956年に観測されました。
最も早く夏日を観測した日
名古屋:3月17日(1956年)
岐阜:3月27日(1969年)
津:3月29日(2021年・2018年)
静岡:1月27日(1969年)
寒暖差が大きい時期ですが、夏日となると、日中は汗ばむ陽気となります。日によって、また、一日の中でも、暑くなったり、肌寒さを感じる時期ではありますが、春服から更に季節を進めた、半袖の洋服を少しずつ準備しておくとよさそうです。