メイン画像
メイン画像

静岡市駿河区では、きょう31日、15時までの最高気温が25.6度を観測し、今年3回目の夏日となりました。ただ、あす4月1日以降は、冷たい空気が入ってくるため、少し寒さが戻るでしょう。寒暖差で体調を崩さないよう気をつけて下さい。

東海地方の各地で桜満開 「都田川桜堤」とは!?

画像A
画像A

静岡県浜松市の桜の名所の一つとして知られる「都田川桜堤」のソメイヨシノは、今がちょうど見頃を迎えています。都田川は、浜名湖に流入する河川で、その堤防沿いには、多くのソメイヨシノが植えられています。満開の今の時期は、トンネルのように咲き誇るソメイヨシノを見ながら、並木道を散策することができます。きのう30日も、午前中から多くの人が訪れ、写真を撮る姿が見られました。

【各地の満開情報】

今週は、続々と満開の便りが届きました。

名古屋:3月30日

静岡:3月30日

浜松(浜松城公園):3月29日

岐阜:3月28日

津:3月30日

静岡で今年3回目の夏日 3月に3回は統計開始以来初

きょう31日の東海地方は、花曇りとなった所が多く、弱い雨がぱらついた所もありました。

そんな中でも、静岡県では、比較的日差しに恵まれて、静岡市駿河区では、15時までの最高気温が25.6度を観測し、夏日となりました。

静岡市駿河区では、3月14日、15日にも夏日となったため、今年3回目の夏日です。なお、3月に夏日を3回観測するのは、統計開始以来初めてです。

(これまでの最高は、1998年3月の2回。)

桜雨の後 新年度のスタートは花冷え

画像C
画像C

きょう31日15時現在、三重県を中心に弱い雨雲がかかっています。

今夜からあす4月1日の朝にかけては、前線が南下する影響で、雨が降りやすいでしょう。

そして、この雨の後、あす1日は、日本付近は一時的に西高東低の気圧配置となる見込みです。日中は天気が回復して晴れる所が多いですが、静岡県では、局地的な前線の影響で雲が広がりやすく、雨が降ることもあるでしょう。

最高気温は15度前後までしか上がらず、日中も一枚上着があると安心です。

また、週末は、冬型が緩んで、高気圧に覆われますが、湿った空気が入りやすくなる見込みです。晴れ間もありますが、雲が広がりやすく、朝晩を中心に雨の降る所があるでしょう。

なお、週末にかけて気温は低く、夜桜見物は空気がひんやりするため、防寒対策をしっかりとするようにしましょう。しばらく、農作物は遅霜に注意して下さい。

5日(火)以降は、最高気温が20度前後まで上がり、暖かさが戻ってくる見込みです。

暖かかった3月 この先の気温は!?

画像D
画像D

2月までの厳しい寒さから一転、寒の戻りはあったものの、今年の3月は、気温が平年よりも高く、暖かい3月となりました。

名古屋では、3月の平均気温は10.8度と、平年よりプラス1.6度も高くなりました。また、晴れた日が多かったため、日照時間は平年をわずかに上回り、また、まとまった雨が降った日は少なく、降水量は、平年を大きく下回りました。

この暖かな陽気に誘われて、桜(ソメイヨシノ)も各地で平年より早いペースで開花し、また、満開も平年より早い観測となりました。

この先の気温の傾向ですが、きょう31日に発表された1か月予報によりますと、4月は、気温は平年より高い傾向が予想されます。名古屋でも、4月中旬頃に、夏日となる日も出てきそうです。