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桜の見ごろとともに、花粉シーズンも続いています。まもなく、4月に入りますが、まだまだ花粉対策が必要です。

今後の花粉飛散の見通し

この先の、各地の飛散予想を見ると、あす(31日)は日中に雨が降りやすい近畿などで「少ない」予想となっています。その後、週末も寒の戻りの影響で、花粉の飛散量は落ち着く所もありますが、来週になると再び各地で「非常に多く」飛ぶ見込みです。いったん、落ち着いても、油断をしないようにしてください。

お花見に出かける方は、マスクだけでなく、メガネをかけたり、花粉が付きにくい素材の服を選ぶとよさそうです。帰宅してからも、うがいや手洗いをしっかりと行いましょう。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク

新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫

一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。