メイン画像
メイン画像

東海地方では、今週、桜(ソメイヨシノ)が各地で満開となるでしょう。ただ、天気はすっきりとせず、「花曇り」の日が多く、また、4月初めは「花冷え」となる日もありそうです。農作物は、遅霜に注意して下さい。

きょう28日 岐阜から桜満開の便り

きょう28日、岐阜で桜(ソメイヨシノ)が満開となりました。平年より5日早く、昨年より1日遅い観測です。

東海地方では、先週から開花の便りが続々と届き、きょう28日、岐阜で満開となるなど、多くの所で、見頃に近づいてきています。

【各地の満開予想日】

名古屋:3月30日

静岡:3月28日

浜松(浜松城公園):3月28日

津:3月30日

また、岐阜県の高山では、開花はまだですが、開花予想日は4月9日、満開予想日は4月14日となっています。

過去10年の満開はいつ頃!?

画像B
画像B

各地で、桜が見頃へと近づいていますが、桜(ソメイヨシノ)の満開の平年日は、名古屋では4月2日で、最も早かったのは3月27日、もっとも遅かったのは4月16日となっています。

ちなみに、昨年2021年は、3月28日に満開となり、過去2番目の早さでした。

また、名古屋の過去10年の満開日を見ますと、3月中に満開となったのは10年のうち6回、4月に入ってから満開となったのは10年のうち4回でした。

4月に入ってから満開となる年もあり、名古屋では、入園式や入学式を、満開の桜と共に、迎えることができる年もあります。

今年の名古屋では、3月中に満開予想のため、4月の早い段階に入園式や入学式がある方は、満開の桜を背にして記念撮影ができそうです。

花曇りの日が多い 新年度のスタートは花冷え

画像C
画像C

東海地方は、あす29日から31日(木)にかけては、多少晴れ間は出るものの、湿った空気や局地的な前線の影響で、雲が広がりやすく、すっきりしないでしょう。にわか雨の可能性もあるため、外出の際は、折り畳みの傘があると安心です。

そして、新年度のスタート、4月1日(金)は、晴れる所が多くなりますが、「花冷え」のスタートとなりそうです。一時的に寒気が流れ込んでくるため、日中は気温の上がり方が鈍く、最高気温は15度に届かない所が多いでしょう。また、この寒気の影響で、岐阜県の山地では、1日(金)は、雪がちらつく見込みです。

2日(土)は、最低気温が名古屋で3度の予想などで、この時期としては、かなり冷え込む見込みです。遅霜など農作物の管理には十分注意して下さい。3日(日)まで、寒気の影響が残るでしょう。寒暖差が大きいため、体調を崩さないよう気を付けて下さい。