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3月の終わりは南部を中心に雲が広がり、雨が降る所もあるでしょう。4月のスタートは、一時的に寒気が流れ込む予想。年度初めは花冷えとなりそうです。

30日まで 南部ほど雲が広がりやすい

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あす28日(月)から30日(水)にかけて、高気圧が東シナ海から本州付近、日本の東へと進む見通しです。本州付近はこの高気圧に広く覆われますが、関東の南の海上は弱い気圧の谷となりそうです。

あす28日(月)の日中は、平野部は日差しが届くでしょう。夜は神奈川県など、南部の沿岸部で雲が広がりやすくなりそうです。あさって29(火)になると、東海道沖で風がぶつかり合って局地的な前線が発生する見込み。内陸は晴れ間がありますが、南部ほど雲が広がり、所々でにわか雨があるでしょう。30日(水)は、本州付近は高気圧の後面となって、南から湿った空気が流れ込んできます。日の差す所もありますが、段々と雲が増えてくるでしょう。

気温は、平年並みかやや高い所が多く、この時期らしい気温となりそうです。ただ、29日(火)は東の海上から相対的に冷たい空気が流れ込むため、体感的にはヒンヤリと感じられそうです。

雨のあとは花冷えに 気温の変化に注意

31日(木)は前線が本州を南下し、南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。雲が広がりやすくなりますが、気温は高めでしょう。前線が通過する夜は広く雨が降りそうです。

この雨を境に、北からは寒気が流れ込んできます。新年度のスタート、4月1日(金)は、日差しが届いても気温の上がり方は鈍いでしょう。最高気温は11度から13度くらいで、寒の戻りとなりそうです。2日(土)は、朝は内陸を中心に冷え込み、日中も空気が冷たいでしょう。3日になると気温は平年並みとなりそうです。日ごとの気温の変化が大きくなりますので、体調管理にお気を付けください。

なお、きょう27日(日)、東京では桜(ソメイヨシノ)が満開となりました。この先、1週間ほどは見頃が続くでしょう。