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きょう26日(土)の花粉飛散量は、四国から東北で「やや多い」。雨で飛散量は抑えられますが、油断せず対策を。

雨でも対策を

けさ26日(土)は、九州や中国、四国は局地的に雨脚が強まっています。鹿児島県屋久島町南部付近では午前6時30分までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。近畿や北陸、関東など雨の降り始めている所があり、雨の範囲は次第に東へ広がるでしょう。このため、花粉の飛ぶ量は抑えられそうです。

きょう26日(土)の花粉飛散量は、九州や中国地方では「少ない」、四国や近畿から東北で「やや多い」となっています。雨が降っても、花粉は飛びます。油断せずに対策をしてください。

あす日曜日 雨上がりで大量飛散も

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あす27日(日)は、雨上がりで花粉の飛ぶ量が多くなりそうです。

関東は未明まで、東北や北海道は明け方まで雨の降る所がありますが、日中は天気が回復するでしょう。沿岸部ほど風が強く吹き、気温も上がります。花粉が飛びやすい条件になるでしょう。九州から関東はヒノキ花粉も飛びますので、万全な対策をしてください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクに加えてメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク

新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫

一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。