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あす23日(水)は太平洋側を中心に雨で、空気ヒンヤリ。26日(土)~27日(日)にかけては全国的に雨。雨でも気温が高く、雪どけによる災害に注意を。

あす 西から雨の範囲広がる

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あす23日(水)も南の海上には前線がのびて、前線上を低気圧が進むでしょう。いったん天気が回復しても、再び西から雨の範囲が広がりそうです。日中の気温の上り方は鈍く、空気がヒンヤリと感じられるでしょう。

沖縄は夕方まで雨が降りやすく、九州は昼過ぎを中心に雨が降るでしょう。長く降り続く雨ではありませんが、雨具が必要になりそうです。中国、四国は、早い所では昼頃から雨が降るでしょう。近畿と東海は、夜は広く雨が降りそうです。北陸も、夜は所々で雨が降るでしょう。関東では沿岸部を中心に夜は雨が降り、山沿いでは雪のまじることもありそうです。平野部で降るものは雨ですが、特に朝にかけては、積雪や路面が凍結する所では滑りやすくなります。時間に余裕を持ってお出かけください。

週末の雨 気温は?

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次に広く雨が降るのは週末。気温が高いため、北海道でも雪にはならず、全国的に雨が降るでしょう。

気温が高くなる原因の1つは、低気圧が通過する場所です。26日(土)~27日(日)にかけて、低気圧が日本海からオホ―ツク海に進むでしょう。低気圧の南側に入るため、日本付近には暖かい空気が流れ込みます。雨が降っても気温が高く、最高気温は九州から関東は20℃前後、北陸や東北は15℃くらい、北海道は8℃くらいの所が多いでしょう。27日(日)の東京は、雨上がりで22℃まで上がるでしょう。

きょう22日(火)午後5時現在の積雪は、青森県八甲田山系の酸ヶ湯は394センチ、新潟県津南町は235センチ、札幌市は67センチとなっています。いずれも平年より多い積雪の深さで、札幌市は平年の約1.5倍です。週末の雨で雪どけが進み、融雪よる洪水や土砂災害などに注意が必要です。また大規模な雪崩が発生するおそれもありますので、危ない場所には近づかないようにしてください。