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来週にかけて、九州から関東で花粉が「非常に多く」飛ぶ日が多い見通しです。週の後半は、北陸や東北も「非常に多い」にランクアップする予想となっています。この先の花粉の見通しと、スギ花粉やヒノキ花粉のピークの時期をまとめました。

九州~東海 まだまだ「非常に多い」や「多い」が続く

来週にかけて、九州から関東で花粉が「非常に多く」飛ぶ日が多い見通しです。

20日(日)は、広い範囲で晴れて気温が上がり、九州や四国、東海の多くの所で「非常に多い」予想です。

21日(月)は、西から天気は下り坂で、九州はいったん「少なく」なりますが、四国や近畿、東海は「非常に多い」予想になっています。

22日(火)は、雨でいったん花粉の飛散が落ち着く所が多いものの、23日(水)からは、九州や東海で連日「非常に多い」予想の所が多く、花粉症の方にとっては辛い日々が続きそうです。

来週にかけて、まだまだ花粉対策が欠かせないでしょう。

関東は連日「非常に多い」 北陸や東北も週の後半は大量飛散

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関東は、冷たい雨が予想される22日(火)を除いて、「非常に多い」予想の所が多くなっています。

北陸や東北も22日(火)は、いったん花粉の飛散が抑えられそうです。

ただ、来週は次第に花粉の量が増えてくるでしょう。

24日(木)以降は、北陸や東北も、「非常に多い」予想となっていて、これまでよりもランクが上がりそうです。外出時には十分な対策が必要です。

西日本はスギ花粉ピークから次第にヒノキ花粉へ

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スギ花粉の飛散は、九州から近畿、東海、関東で1日の飛散量が1平方センチメートルあたり100個を超える日も増えてきているなど、ピークを迎えています。

また、ヒノキ花粉は、3月9日に福岡、10日に大分で飛散開始となり、関東でも東京都内で飛び始めている所があります。

九州や中国、四国から徐々にスギ花粉の飛散が減る時期に入りますが、これから4月にかけてはヒノキの花粉が増えてきます。

東日本 3月いっぱいはスギ花粉のピーク

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東海や関東ではスギ花粉のピークに達しています。3月下旬にかけては大量に飛散する日もありますので、ご注意ください。

また、東京都内でヒノキ花粉が飛散開始になるなど、関東でもヒノキの花粉が飛び始めている所があります。4月上旬から中旬にピークとなりますので、ヒノキの花粉にも反応される方はご注意ください。

北陸や東北では、スギ花粉の飛散量が少しずつ増えてきました。これからさらに飛散量が増えて、3月下旬にかけてピークを迎えそうです。花粉に敏感な方は早めの対策を行ってください。