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19日(土)から21日(月)春分の日にかけては、発達する低気圧の影響で北日本では荒れた天気になるでしょう。交通障害に注意が必要です。

19日は雪や雨の範囲が東北から北海道

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19日(土)は、前線を伴った低気圧が発達しながら三陸沖から北海道の東に進むでしょう。そのため東北の雪や雨は次第に止むところが増える見込みです。北海道は太平洋側を中心に雪や雨が強まるでしょう。

北海道では雪が強まり、ふぶきやほとんど視界がなくなるホワイトアウトに注意が必要です。非常に強い風が吹くため、車は通常の速度で運転が困難になるでしょう。不要不急の外出は控えたほうがよさそうです。

雪や雨が止んだところでも油断は禁物です。気温が低いため路面が凍っている所があるでしょう。スリップの危険がありますがのご注意ください。

大きな地震が続き、この連休中にボランティア活動に向かわれる方もいるかもしれません。雪が普段あまり降らない地域から行く方は冬用のタイヤを装備して寒さ対策はしっかりとしてください。

20日から21日は北海道を中心に荒れた天気

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20日(日)は、低気圧は北海道の東を比較的ゆっくりとした速度で北に進み、21日(月)春分の日にかけても影響が続きそうです。北海道は雪が断続的に続き、風の強い状態も続きそうです。特に20日(日)は、暴風や大雪の恐れもあります。雪の量が一気に増えて、立ち往生の危険もあります。車の中にスコップや防寒用の毛布などの装備が整っているか今一度確認してからお出かけください。

寒気の影響で東北も日本海側を中心に雪や雨が降り、強い風も吹くでしょう。強い風によってハンドルを取られることもありますのでご注意ください。引き続き、朝晩を中心に冷えるため、路面が凍結する所がありますのでご注意ください。

なお、高速道路影響予測は、天気予報に基づく予測です。実際の規制状況は道路管理者等の発表を確認してください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの

暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯

長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン

バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ

除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛ふぶきが予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。