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きょう18日(金)は、西から雨の範囲が広がるでしょう。16日(水)夜遅くに発生した地震で揺れの大きかった福島県や宮城県など東北南部も次第に湿った雪や雨に。土砂災害やなだれに注意・警戒を。

西から雨 激しい雨や雷雨の所も

きょう18日(金)は、低気圧が発達しながら九州から本州の南岸を東北東に進む見込みです。西から雨の範囲が広がるでしょう。低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になりそうです。

沖縄と九州は各地で雨が降り、沖縄は朝まで、九州は昼前まで激しい雨や雷雨の所がありそうです。四国は昼前後に所々で雨が激しく降るでしょう。中国地方も日中は広く雨、近畿や東海も次第に雨の範囲が広がりそうです。関東甲信は午前中は雨が降ったりやんだりですが、午後は各地で本降りの雨となり、夜は局地的に激しい雨や雷雨となるでしょう。

あす19日(土)午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、

九州南部      150ミリ

沖縄地方      100ミリ

奄美地方       80ミリ

の見込みです。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。

地震の揺れの大きかった地域も雪や雨

16日(水)の夜遅くに発生した地震で、最大震度6強を観測するなど揺れの大きかった福島県や宮城県、山形県など東北南部でも湿った雪や雨が降りだすでしょう。

福島県では朝から、山形県では昼前から、宮城県では昼過ぎから次第に湿った雪や雨が降り出す見込みです。東北北部も夜遅くになると雪や雨が降るでしょう。あす19日(土)から20日(日)にかけて、東北と北海道を中心に荒れた天気になりそうです。

これらの地域では、まだ積雪の多く残っている所もあります。大きな地震で地盤が緩み、さらに湿った雪や雨が降るため、土砂災害やなだれが発生しやすくなりますので、注意・警戒をしてください。

北海道は明け方まで雪の降る所がありますが、日中は大体晴れそうです。こちらも雪解けが進みますので、なだれや低い土地の浸水にご注意ください。

最高気温 全国的に平年より低い

きょう18日(金)の最高気温は、沖縄と九州南部は平年より高いものの、九州北部から北海道は平年より低くなりそうです。きのう17日(木)の暖かさから一転して、冬の寒さになる所が多いでしょう。

九州から東海など、きのう20℃を超えた所も、15℃に届かず、ひんやりしそうです。

関東では一気に10℃以上も低くなり、東京都心など日中は10℃に届かない見込みです。初夏の陽気から一転、真冬のコートが必要になりそうです。

北陸や東北も10℃に届かず、2月並みの所が多いでしょう。仙台は5℃前後の予想です。北海道も平年よりやや低く、札幌は3℃くらい。日差しが出ても、厳しい寒さとなりそうです。