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3連休は広く雨が降り、風も強まるでしょう。山沿い中心に雪が降り、積雪となる所もありそうです。その後、3月の終わり頃になると晴れ間の出る日も増え、春らしい陽気の日もあるでしょう。

2週間天気前半 3連休は雨風が強まる 山沿いでは積雪となる所も

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向こう1週間は、23日(水)ごろにかけて雨が降りやすいでしょう。

特に3連休の19日(土)から20日(日)は前線を伴った低気圧が三陸沖から北海道へ進んで発達し、一時的に冬型の気圧配置となる見込みです。

北陸地方は雨が降り、沿岸部を中心に風も強まるでしょう。19日(土)の夜からは次第に上空に寒気が流れ込むため、山沿いを中心に雪の降る所がありそうです。雪のピークは20日(日)の日中までで、国道17号線の湯沢方面や東海北陸自動車道、平湯方面などの標高の高い所や峠道では積雪となる所もあるでしょう。車で遠出される方は注意してください。夜には雪は次第に弱まるでしょう。

21日(月)春分の日は、冬型の気圧配置が次第に緩む見込みです。新潟では、はじめ雨や雪が残りますが、富山、石川、福井では曇りとなる見込みです。

最高気温は平年並みか平年より低く、平年を5℃以上下回る日もあるでしょう。暖かくしてお過ごしください。厚いコートなど、冬物がまだまだ活躍しそうです。

2週間天気後半 3月の終わりは暖かくなり 桜の開花ラッシュか

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25日(金)から30日(水)は、雨が降ることもありますが、晴れ間の広がる日が多くなるでしょう。

最高気温は平年並みか、平年より高い所が多くなりそうです。特に月末は平年を5℃以上上回り、4月中旬から下旬並みの春本番の陽気となるでしょう。

この暖かさで桜のつぼみも一気に膨らみそうです。桜の最新の開花予想は、福井で3月30日、金沢と富山で3月31日となっています。月末には北陸地方でも開花ラッシュとなりそうです。

この先は全層なだれのおそれ 震度5弱の南魚沼など注意

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標高の高い所でも、18日(金)から19日(土)の日中にかけては雨が降りやすくなる見込みです。その後は寒気が流れ込んで、再び積雪となるでしょう。雨や雪解け水で滑りやすくなった斜面でのなだれには、十分注意して下さい。

そして、この先気温が上がる日もありますが、春先の融雪期には「全層なだれ」が発生する傾向が高まります。斜面に積もった雪が時速40~80kmの自動車並みのスピードで、全て滑り落ちる現象です。斜面に雪の割れ目ができている所など注意してください。万が一、なだれに遭遇した場合は、なだれの流れの端に向かって横に避難しましょう。

また、16日(水)深夜に発生した、宮城県と福島県で震度6強を観測した地震では、北陸地方でも新潟県の南魚沼で震度5弱が観測されました。揺れの強かった地域では、地盤が緩み、なだれや土砂災害が発生しやすくなっている可能性があります。崖くずれや地すべりにも十分注意してください。