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日の出前の空を見上げてみてください。3月中旬から下旬ごろにかけて、未明から明け方の低い空で、金星と火星が接近します。最接近はあす16日ごろです。

金星と火星 あす16日未明~明け方に最接近

3月中旬から下旬ごろ、未明から明け方の東南東の低い空で、明けの明星の金星と火星が接近します。

最も近づくのは、あす16日ごろです。肉眼でも確認できますが、16日の前後数日間は、双眼鏡の同じ視野内で2つの惑星を一緒に見ることができます。

日の出1時間前の高度は、15度未満と低くなっています。東南東の空が開けたところを探して、観察してみましょう。

また、金星と火星の左下には土星も見えています。金星と土星は、3月下旬ごろに最も接近し、火星と土星は、4月上旬ごろに最も接近します。

4月上旬まで、3惑星の並び方が、日々変わる様子を長く楽しめそうです。

いつもより少し早起きして、天文ショーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

あす16日 未明から明け方の天気は?

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あす16日は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。

九州、沖縄から東北南部にかけて、広い範囲で晴れる見込みです。

東北北部は雲が多く、夕方から所々雪が降りそうです。北海道は、湿った雪や雨が降ったりやんだりでしょう。

未明から明け方の時間帯は、九州、沖縄から東北南部ではよく晴れて、天体ショーが楽しめそうです。ただ、朝晩は冷えますので、暖かい上着を着てご覧になってください。