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向こう2週間は、低気圧や前線の影響で広く雨の降る日があり、風が強まることもある見込みです。3月20日頃から、寒の戻りがありますが、九州から関東で桜の季節になるでしょう。

14日~20日 雨が降るのはいつ?風が強まることも 20日は気温降下

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14日から20日にかけて、低気圧が日本付近を度々通過するでしょう。今のところの資料では、広く天気が崩れるのは、14日から15日、18日から19日です。低気圧の発達の程度によっては、風が強まるでしょう。

14日は低気圧が日本の東を東進し、低気圧から延びる前線が本州にかかる見込みです。15日にかけて別の低気圧が、前線を伴って日本海を東へ進むでしょう。日本海を進む低気圧や前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込み、北陸付近では大気の状態が不安定になる見込みです。広く雨が降り、北海道では雪になるでしょう。特に雨が強まるのは、15日の明け方、北陸付近です。雷が鳴り、雨脚が強まるでしょう。北陸から北海道を中心に、風が強まることもある見込みです。

18日から19日は、低気圧が日本付近を北東へ進み、低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。九州や四国と近畿の太平洋側を中心に、大気の状態が不安定になる見込みです。再び広く雨が降り、東北北部や北海道では雪になるでしょう。雨や雪の降り方が強まることもある見込みです。特に九州や四国と近畿の太平洋側付近では、雨雲が発達しやすく、短い時間で雨量が多くなることもあるでしょう。

低気圧は、発達する可能性があります。広く風が強まり、荒れた天気になることも考えられます。今後、最新の気象情報をご確認ください。

気温は、14日から19日にかけて、この時期としては広く高めでしょう。九州から関東では、最高気温が20℃を超える日もある予想です。低気圧の通過後の20日は、日本付近に寒気が流れ込むでしょう。九州から関東では、最高気温は15℃に届かない見込みです。

21日~26日 関東など最高気温が10℃に届かない日も

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21日から26日、この期間は、九州から関東を中心に前線の影響で、曇りや雨の日があるでしょう。前線は気温の堺で、北側は冷たい空気、南側は暖かい空気です。関東から四国付近は、前線の北側になることがあり、最高気温は10℃に届かない日もある予想です。

3月20日頃から九州~関東では桜の季節

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日本気象協会が、10日に発表した「2022年桜開花予想(第5回)」では、今年の桜の開花は平年並みの所が多い見込みです。3月20日頃から、九州から関東の桜の開花の便りが届くでしょう。