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今週も九州~関東は、花粉の大量飛散に要注意。あす14日(月)は広く雨で、西日本では少しホッとできますが、東京は「非常に多い」日が続きます。東京都心では、予想飛散量のまだ3割程度で、これからが本番。対策は万全に行いましょう。

あす14日はホッ 東京は要注意

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この先も、九州~関東は花粉の大量飛散に注意が必要です。あす14日(月)は、九州~東北にかけて広く雨となるため、西日本を中心に少しホッとできそうです。ただ、15日(火)は、九州~東海では、雨上がりの晴れ、気温アップ、風が強まると花粉が非常に多く飛ぶ条件がそろいます。東京など関東地方は、あす14日も雨は降っても明け方にパラパラ程度。「非常に多い」状態が続きます。対策は万全に行いましょう。

この先、18日(金)~19日(土)は再び広い範囲で雨となり、いったん少なくなる所も、天気が回復すると再び大量飛散となります。雨が降った翌日は、雨で飛ばなかった分の花粉が一気に飛散しますので、特に注意が必要です。

九州から東海では3月下旬になると、スギ花粉のピークは次第に越える予想です。

東京 予想飛散量のまだ1~3割程度

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東京都福祉保健局の東京都アレルギー情報navi.のデータによりますと、最新のデータがある多摩地域では、1月4日から3月10日までの花粉の飛散量の合計は予測の最大値に対して、立川で30%、青梅で22%、府中や町田、小平などではまだ12%前後です。千代田区では3月7日までのデータになりますが、10%となっています。

東京では、3月下旬にかけてはスギ花粉のピークが続く予想で、万全な対策が必要です。

花粉 大量飛散のサイン

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こちらの写真は、「花粉光環」と呼ばれる現象です。花粉光環は、大気中に舞った花粉が太陽の光を曲げることで発生する現象で、花粉がたくさん飛んでいるときにみられます。一見すると幻想的な現象ではありますが、花粉症の方にとっては、とてもつらい現象でもあります。花粉光環が見られる時は、花粉が多く飛んでいるサインなので、花粉症の方は万全な対策が必要です。

※「花粉光環」を見る際は、太陽を直視しないようご注意ください。