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関東はこの先も春本番の暖かさの日が多いでしょう。まだ花粉のピークが続き、連日のように「非常に多く」飛ぶ予想です。桜の開花や満開は平年並みの予想で、東京はあと10日ほどで桜の季節に。

季節先取りの暖かさが続く

関東は12日(土)は広く晴れて、春本番の暖かさでした。午後3時までの東京都心の最高気温は21.8℃まで上がり、今シーズン初めて20℃以上となりました。

この先、天気は周期的に変化するでしょう。晴れる日が多いものの、15日(火)と18日(金)から19日(土)にかけては雨が降りそうです。最高気温、最低気温ともに平年より高いでしょう。特に、来週前半にかけては大幅に高く、日中は20℃前後まで上がる所が多くなりそうです。

1か月予報でも4月上旬にかけて関東甲信の平均気温は平年並みか高い予想です。寒の戻りがあっても一時的で、暖かい日が多くなるでしょう。

花粉ピークは続く

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東京都福祉保健局の東京都アレルギー情報navi.のデータによりますと、最新のデータがある多摩地域では、1月4日から3月10日までの花粉の飛散量の合計は予測の最大値に対して、立川で30%、青梅で22%、府中や町田、小平などではまだ12%前後です。千代田区では3月7日までのデータになりますが、10%となっています。

3月下旬にかけてスギ花粉のピークが続く予想で、この先1週間も連日のように一番上のレベルの「非常に多い」飛散となるでしょう。花粉症の方は万全な対策をなさってください。

桜の開花・満開は?

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春の暖かさになり、桜の開花や満開が気になるという方もいらっしゃると思います。

関東では平年並みの開花、満開となる予想です。東京千代田区では開花は3月23日、満開は3月29日の予想で、あと10日ほどで、桜の季節がやってきそうです。

なお、桜は、一般的には開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。花吹雪になるのは開花してから10日以上たってからです。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。