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関東では、この先1週間の天気と気温のポイントは「雨の降るタイミング」と「服装選び」です。最高気温は20度近い日もあり、この暖かさで桜のつぼみが膨らみ、東京都心では、あと10日ほどで桜が開花する予想です。春服の出番が増えますが、冬服をしまうタイミングは、いつのなのでしょうか。

ポイント① 雨の降るタイミング

関東では、この先1週間、天気や気温のポイントが2つあります。

1つは「雨の降るタイミング」です。

12日土曜と13日日曜は、広い範囲で晴れるでしょう。ただ、天気は下り坂へ向かい、14日月曜は、傘の出番となりそうです。今のところ、雨の降る時間帯は日中で、北部を中心に、本降りの雨になる可能性があります。

15日火曜以降は、南部を中心に天気が回復へ向かうでしょう。ただ、北部では、15日火曜と16日水曜も雨が降りやすくなりそうです。

17日木曜は、北部でも晴れますが、晴天は長続きしません。18日金曜は、広く雨雲がかかるでしょう。

この先1週間は、南部を中心に、天気が周期的に変わりそうです。ただ、雨の降る時間帯や、雨の強さの予想には、まだ幅があります。最新の予報を確認してください。

ポイント② 服装選び

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もう1つのポイントは「服装選び」です。

最高気温は、12日土曜は、東京都心や水戸、宇都宮、前橋では21度と、いずれも今年初めて20度以上となりそうです。

暑がりの方、寒がりの方、それぞれですが、昼間は、春のコートなしでも、過ごせるでしょう。ただ、12日土曜の最低気温は、5度前後の所が多く、朝晩と日中との「気温差」が大きくなりそうです。脱いだり着たりしやすい服装を選んだり、ストールなどの小物を使ったりするなどして、上手に調節してください。

さらに、来週前半にかけては、「春本番の暖かさ」が「長続きする」のが特徴です。最高気温は、16日木曜日頃まで、20度近い所が多いでしょう。

ただ、来週後半になると、季節先取りの暖かさは、おさまりそうです。最高気温は、17日木曜は15度前後で、18日金曜は15度に届かない所が多いでしょう。また、18日金曜の最低気温は、北部を中心に、5度を下回る予想です。

3月も中旬を迎え、そろそろ冬物から春物へ、洋服をチェンジしたい時期ですが、冬物の洋服は、全て収納してしまわずに、まだ少し残しておいてください。

春の暖かさで 桜の開花へ

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ただ、来週前半にかけての暖かさで、まだ固い桜のつぼみも、徐々に膨らんでくるでしょう。

日本気象協会が10日に発表した「2022年桜開花予想(第5回)」によりますと、東京都心では、桜の開花は23日、満開は29日の予想です。

関東では、桜の開花・満開とも平年並みの予想で、あと10日もすると、いよいよ桜の季節を迎える所があるでしょう。

ただ、過去には、東京都心で桜が咲いた後に、雪が降った年もあります。(2015年の東京都心は、3月23日に桜が開花、4月8日にみぞれを観測)。

気象庁が10日に発表した1か月予報では、関東甲信では、この先1か月の平均気温は「平年より高い」予想ですが、あくまでも平均気温なので、一時的に「寒の戻り」となることも考えられます。

春は、天気も気温も、変化が大きい時期です。天気予報をこまめにチェックするよう、心がけてください。