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きょう11日(金)、日中は広い範囲で穏やかに晴れて、空気の乾燥した状態が続く。一方、北海道と東北は雨や雪の降る所がありそう。各地で4月上旬から中旬並みの暖かさに。積雪の多い所では、なだれに注意。

広く晴れるが、北海道と東北の日本海側は雨や雪

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きょう11日(金)、日本付近は、日本の南の海上に中心を持つ高気圧に緩やかに覆われる見込みです。

日中は広い範囲で晴れて、洗濯日和となりそうです。風が弱く、穏やかな陽気となるでしょう。空気の乾燥した状態が続きますので、火の取り扱いに注意が必要です。

一方、低気圧からのびる前線が、あす12日(土)の朝にかけて、北海道から東北を通過する見込みです。

このため、北海道は雨や雪の降る所が多いでしょう。東北も次第に雲が広がり、夕方以降は、日本海側の所々で雨が降りそうです。お出かけの際は雨具があると安心です。

最高気温は、きのう10日(木)と同じくらいか高く、4月上旬から中旬並みでしょう。東北南部や北陸、関東から四国では15℃を超える所が多く、九州では20℃くらいまで上がりそうです。

積雪の多い所では、雪どけが進みます。屋根から落ちてくる雪やなだれに十分注意してください。

カラカラ空気 脱水にも注意

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きょう11日(金)も、広い範囲で乾燥注意報が発表されています。

空気が乾くと、体からも水分が奪われていきます。新型コロナウイルス対策を続けながら、脱水症状にならないためには、主に次の3つのポイントが大切です。

① 室内では、加湿と換気を併用して、適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりすると良さそうです。

② マスクをしていると、のどの渇きを感じにくくなります。のどが渇いていなくても、時間を決めて、少しずつ水分を補給するのがおすすめです。

③ 脱水症状のサインは「手や指の皮膚がカサカサする」「口の中が粘る」「体がだるくなり、やる気や気力が低下する」「めまいや立ちくらみが起こる」などです。少しでも体に異変を感じたら、すぐに水分を補給しましょう。改善しない場合は、かかりつけ医を受診してください。