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九州は、今週後半から一気に春の本格的な暖かさが訪れる見込みです。花粉の飛散は、非常に多い状態が続きますので、花粉症の方は万全な対策を行いましょう。

朝と昼の気温差大きい

きょう9日、九州は東シナ海にある移動性高気圧に覆われて、おだやかな晴天が続くでしょう。

けさは放射冷却現象が強まり、最低気温は本県阿蘇市乙姫₋4.4度、大分県由布市湯布院で₋4.2度など、山沿いや内陸部は冬日になりましたが、日中は日差しがたっぷりで、最高気温は17度前後まで上がり暖かくなるでしょう。

朝と昼間の気温差が、山沿いや内陸部は15度以上と大きくなる所が多い見込みです。上手に服装の調節を行いましょう。

今週後半はさらに気温上昇

このあと、九州は季節が駆け足で進んでゆく見込みです。

あす10日から12日(土)まで、九州は高気圧に覆われて概ね晴れの天気が続き、さらに気温が上昇するでしょう。暖かい南風が吹き、今週末は九州の最高気温が20度を超えて4月並みの所が多くなり、早くも春本番の暖かさが訪れる見込みです。

来週14日(月)は前線や湿った空気の影響で一時雨が降りますが、気温は平年より高いでしょう。

その後もしばらく、顕著な寒の戻りはなく、高温傾向が続く見込みです。

スギ花粉の飛散はピーク

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現在、九州ではスギ花粉の飛散が最盛期を迎えており、一部の地域ではヒノキ科の花粉も飛び始めています。

今週は、暖かな晴天が続き、九州の各地でスギ花粉の飛散は「非常に多く」、最盛期が続く見込みです。また、ヒノキ科の花粉も飛び始める所が増えてくるでしょう。来週初めは雨の影響で花粉の飛散はやや抑えられそうです。

九州は季節が駆け足で進み、ずいぶん過ごしやすくなってきますが、花粉症の方は万全な花粉対策をしてお過ごし下さい。